粉吹きパールは直るの?
磨けます真珠のネックレスも経年によって、留金が壊れることもよくあります
簡単に留金が修理できれば、そのまま使いますが、留金自体が劣化している場合は、留金の取換えになります
少し以前のパールネックレスには、花模様の留金が付けられていることが多く、豪華な反面、角が尖っていて皮膚に当たったり、着けにくかったりするので、最近はスマートなビーンズ(そら豆型)の留金が主流になっています
連組したパールの糸の両端に留め金用のエンドパーツを付けて、それとビーンズをジョイントするので、留金の取換えと糸替えはセットになります
ビーンズの素材はシルバーまたホワイトゴールドやいイエロ-ゴールドで、パールネックレスの珠の大きさに応じて、大中小を使い分けています
パールネックレスの留金の取換え料金は、ビーンズの金性大きさ、ネックレスの長さによって変わりますが、基本的な42センチ 8ミリ珠でしたら、シルバービーンズと再組上げで¥8000(税別)からです
真珠のネックレスの留金修理
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市内のM様
「ネットを見たのですが、真珠のネックレスの修理できますか」
お話を伺うと
「姪の結婚式にパールネックレスをと思って出してみると、真珠に粉が吹いているようです 直るでしょうか」
拝見すると、パールのネックレス全体に、白い膜を捲いた状態
全然光りません
ピンクなのか白なのか、色さえも分からない状態です
「最後につけたのはいつですか?」
「十数年前かな・・」
真珠の粉吹きは、着けた後、お手入れせずそのまましまいこんでいると起こります
使った後、柔らかい布やガーゼなどで丁寧に乾拭きして、保管すれば大丈夫ですが
ついつい面倒で、そのまましまってしまうと、後が大変です
汗や皮脂、お化粧などが変化して膜を張り粉吹きになります
また、パールネックレスを着けたままヘアスプレーをするのは禁物です
今回は、真珠の汚れを取り、同時に糸替えもしました
これで、綺麗なピンクのネックレスだと言うことが判明しました
加工代\8000(税別)でした
ご注意
元々綺麗な珠で、劣化していない製品が汚れた場合(粉吹き)は、汚れを落とせば綺麗になりますが
そうでないものは、汚れを落としても光らない場合もあります
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「パールネックレスの残った真珠の穴を大きく出来ますか」
と伊丹市のY様から電話でお問合せ
「手持ちのチェーンに、穴を大きくして通したいのですが」 とのこと
チェーンの形状を見ないと、出来るかどうか疑問でしたが、日時を打合せ、とりあえず見させていただくことになりました
拝見すると、スライド機能付の細手のアズキチェーン
スライドが抜き差しできるタイプ
それに抜き差しできるミラーボールが5個ついています
パールさえ通れば、組み方は自分で自由にできます
一般的に貫通穴のパールをチェーンに着けるには、貫通部分に両耳パーツをつけてそれにチェーンを繋ぐので、穴を広げる必要はありません
穴に直接チェーンを通すタイプの製品もあるのですが
使っていると穴の角が欠けて来ることも考えられます
それらのことをご説明してお預り
大きな穴だと不細工になるので、出来る限り小さな穴にする
チェーンの太さにあわせ、直径1ミリに穴を広げる
これなら、何とか不細工にならず通すことが出来ます
珠を通すときにチェーンが撚れていると、無理に引っ張るとチェーンが切れる可能性もあることをご説明して納品しました
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