他店で断られたのですが
たいていの場合修理しておりますよ宝塚市のM様からご相談
母から譲られたパールリングですが、サイズ直し出来ますか
2月に卒業式があるので、それまでに修理してほしい とのこと
現物を拝見すると、大粒の南洋真珠の指輪 13ミリアップあります
一般的に、頭の大きな指輪は、サイズをきっちり合わさないと、重さで回ってしまいます
きっちり合わせたい
でも、M様の指は節高
関節をスムースに通るサイズにすると、中ではゆるいので回ってしまいます
かといって、中に合すと節が通らない
いつものことながら、簡単には修理させてくれません
その上、この指輪は 地金の内側がくり抜きなので、それも考慮しないとサイズ感が違ってきます
そこで、節がぎりぎり通るサイズを測り、くり抜きを考慮して、それよりもわずかに小さいサイズにしました
この辺りの絶妙な匙加減が必要で、節高の方のパールリングのサイズ直しは、簡単ではないですよ
たかがサイズ直し されどサイズ直しの所以です
きれいに修理して納品しました
あなたも、真珠の指輪がぴったりしないときはご相談ください
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伊丹市内のM様から、お電話
「ホームページで見たのですが、指輪のサイズ直しお願いできますか」
日時をあわせて、現物を持ってきていただきました
「どれも、サイズが合わなくなって・・」と3本の指輪
そのうちの一個がこの真珠の指輪
プラチナ枠に8ミリのアコヤ真珠が載っています
殆んど着けられた形跡もなく綺麗なままです
どうやら、つける機会がないまま、指のサイズだけが大きくなったようです
指を測って見る、12番だときつきつ 13番だと若干ゆるめです
「12.5番位がいいかもしれませんね」
「ウーン 13番にして下さい まだ変わるかもしれませんので」
大阪のS様から、大きな石のついた指輪のサイズ直しを依頼されました
18金とプラチナのコンビリングで、ブルーの大きな角石が載っています
作りも、がっちりしっかり出来ています
現サイズ12号から14号にサイズアップして欲しいとのこと
石の大きなリングのサイズ直しは、非常に難しいのですよ
特に色石のサイズアップは
ウデをセパレートして広げると、てこの原理で爪の間隔が縮まり石に負担がかかる
そのため、色石は一旦石を外して作業をするのですが
今回は爪ががっちり立派 石を外すだけでも一苦労です
また、ウデの形状をした、アップ分のプラチナパーツを作る
これがまた、一筋縄ではいかない 二連リングの形状
「おたくのホームページを見たのですが・・」と西宮市のN様からお電話
お話を伺うと、
大型の石が載ったプラチナの指環を、21番から11番にサイズダウンして欲しい、とのご依頼です。
「実は、先日デパートへ持って行ったのですが、なんやかんや言って、出来るのか出来ないのか、一向に要領を得ないので、もういいですと言って、持って帰ってきました」と正直に言われました。
これは、無理もないことで、この大きな石の載ったリングの大幅なサイズダウンは、非常にリスキーなのです
デパートでは、この加工が難しいことを知っているのでしょうね
「できれば扱いたくない」というのが本音ではないでしょうか。
知識のない店員さんが、簡単に「出来ます」と言って預ってしまい、
加工屋さんに断られ、お客様には出来ないと言えず、そこで、ことの重大さに気が付くお店もあります。
宝塚市のN様から、「母の形見のオパールの指輪を、サイズアップしたい野ですが」とご依頼がありました
指環をお預かりして精査する
びっくり!、いたるところに地金のヒビ割れが見えます
そこに赤いマークを付けると、なんと11ヶ所。
おそらく、以前にサイズ直ししたとき、その店が無理をしたのでは・・、
そのとき、ひび割れを修復しかけたロウ盛りの名残もありますが、多くはそのまま放置されています
このままでは、サイズ直しは出来ません
切って開くと、ひび割れが剥がれて、枠が崩壊する危険性があります
サイズ直し前に、ひび割れ箇所を全てロー付修理する必要があります
もうこうなると、サイズ直しと言うよりも、リフォームに近いものがあります。
その為には一旦、主石を外す必要があるのですが、そうなると、石の脱着のリスクが発生します
それにも増して、イヤですもんね、サイズ直しする前提として他店の稚拙な修理の尻拭いなんて
でもウチはやりますよ、お客様にとっては大事な形見の品ですから
お客様が喜ぶ顔が見たいから。
こうして、全部のひび割れを修復してから サイズ直し
石を留め直してピッカピカに磨き仕上
完成品は新品のようにきれいになりました。
他店で出来ないといわれた修理も、一度ご相談してみてください
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東京都のK様からメールでご相談が入りました
<どこに相談しても無理と言われ、何とかならないかと探していたところ、ながおさんに辿り着きました。
オーストラリア土産のオパールを、国内で指輪に作ったものを、母から譲り受けました。
サイズが19号から12号のサイズダウン、オパールに細かいキズがいくつかあるらしく、石が割れてしまう可能性があるので、絶対無理ですと言われました。(デパートと都内の宝石店)
ながおさんで無理ということなら、あきらめようと思っています。>
ここまで頼りにして頂き、簡単に「出来ません」 とは言えません
また、「他店で無理と言われた」と聞くと、特にファイトを燃やす因果な性分
メールで、指輪の状態を詳しくお聞きし写真も送っていただく
リスクはあるものの、何とか行けそうと判断
現品を送っていただき精査
大幅にサイズダウンすると、台座とウデの付け根に歪が生じる可能性があり その手当てが必要になるかも知れません
また、石留の爪が浮いて、爪の状態によっては調整だけでは済まない場合もあります
「以前修理でお世話になったNです・・」
何年かぶりに、西宮市のNさんからお電話がありました
「家内の指の関節が腫れて、ヒスイの指輪も全部合わなくなって・・」
サイズ直しをしてほしい とのこと
日時を打ち合わせて、ご夫婦でお越しいただく
どれも大きな石の指輪ばかり4点
そのうちの一点がこの指輪です
「関節が腫れる病気で、当たると痛くて抜き差しできないの」と奥様
通常、このような場合は、指輪ではなく、ペンダントにして着ける方も多いのですが・・
それとなくお聞きすると、奥様はやはり指環がいいとのこと
それではと、サイズアップすることに
現在、この指輪は9番
奥様の指をお測りすると、12.5番なら何とか関節に負担なく抜き差しできそう
関節を通ると、中ではゆるゆるです
でも、これは、仕方ありません